SDGsカードゲームをやってみよう!


高学年クラスのみんなと、SDGsカードゲームをやってみました。
小学部の今学期のテーマは、「いきものプラネット 人と動物のくらし」

高学年の人たちは、生物多様性やプラスチックごみ、犬猫の殺処分、温暖化、絶滅危惧種などの調べ学習について取り組んできていて、それぞれ、自分にできることを考えてきました。

まず、初めに、SDGsの説明をしていきました。

「国連って何かわかる?」と聞くと、「世界平和を考えるところ」とか、「国と国との助け合い」などという声があがりました。第2次世界大戦の反省を受け、人と人、国と国とが助け合って、地球全体のことを考えていく必要があることを踏まえ、17のゴールについて説明していきました。

クイズをときどき交え、関係する動画を見たりしながら、17のゴールについて理解した後で、SDGsのカードゲームの説明をし、SDGsのカードゲームが始まりました。

ゲームの最初は、自分のチームのことしか考えない人がほとんどで、経済の指標がどんどん伸びていき、社会は一時期ゼロになることもありました。

こうしている間に、ゲームの前半が終了。
経済は、ものすごく発展したけど、環境がまだまだで、人権の部分を示す社会の部分は、壊滅的。
前半終了時点で、目標に達成したチームは、3割程度。

ゴール条件には、お金を集めるとか、時間を集めるとかのほかに、豊かな世界に住んでいると書かれています。
SDGsが目指すところも、「だれ一人取り残すことのない社会」。
そんな社会を目指すために、どうしたらいいのかを考えながら、ゲームの後半がスタートしました。

後半は、環境や社会のメーターを集めようと頑張り出した子どもたち。
いろんなグループを回りながら、「協力しよう!」とか、「社会と環境がやばい」と言いながら、ゲームを進めて行きました。

後半が終わったときには、すべてのグループがゴールに達成し、経済と環境の社会のすべてのメーターもちょうどいい状態に。
拍手の中、SDGsカードゲームを終了しました。

その後、グループにわかれて、カードゲームをした感想を書いてもらいました。

「SDGsのことがよくわかった!」
「やっぱり、みんながいろんなこと考えて助け合わなあかんよな」など、いろんな感想がありました。

小学生ながら、多くのことを学んだ時間になりました。(M.F)